【Players on Fire】2打席連続アーチ、大谷からの一発を含む1週間で5本塁打と覚醒！（5.4時点）

今週の絶好調選手は、2打席連続アーチ、大谷からは今季初本塁打を放つなどいきなり本塁打争いに名乗り出たダークホース、アスレチックスのブレント・ルーカー。オフには日本球界入りが噂されたが残留し、プロ6年目でついに覚醒した。

2017年のプロ入りから、2019年のプレミア12ではアメリカ代表で出場し、鈴木誠也らと同じ3本塁打を放ち、打席数の少なさで本塁打王に選出された。2020年メジャーデビューも翌年はけがで出遅れると、その後はチームを渡り歩き、昨年のオフにはオリックスの新外国人候補に挙がるもアスレチックスに移籍した。

今季は開幕戦から出場し、徐々に成績を上げると、4月24日のエンゼルス戦では2打席連続アーチ。それはヘスス・アギラーとの2者そろっての連続という、球団史上初の快挙となった。

【 #アスレチックス】ブレント・ルーカーとヘスス・アギラーが球団初の1試合2度の2者連続アーチを達成しました！ pic.twitter.com/nO9UzVzLVf

— MLB Japan (@MLBJapan) April 25, 2023

この3日後には、大谷翔平にとっては今季初被弾となる第7号を放つなど、4月25日から5月1日までの1週間で7試合に出場して打率.417、11打点、OPSは脅威の1.628。

一週で5本塁打の大爆発でシーズン9本塁打としていきなりリーグ2位の本塁打争い新参者となった。

チームは現在、地区最下位と低迷しているが、そのなか孤軍奮闘で自身初の週間MVPにも選ばれたルーカー。ナ・リーグも打率、打点でこの週リーグトップの成績を収めたレッズのニック・センゼルが初受賞。頭角を現せた2人の選手が好調を維持できるか注目したい。