長崎市議会 毎熊氏が議長就任、副議長は相川氏を選出

(左から)毎熊政直議長、相川和彦副議長

 長崎市議会は11日、改選後初の臨時会を開き、議長に毎熊政直氏(69)=新出島クラブ=、副議長に相川和彦氏(79)=自民創生=を選んだ。毎熊氏は2回目の議長就任となる。
 議長選の投票結果は、毎熊氏28票、野口達也氏(市民クラブ)10票、大石史生氏(共産)2票だった。毎熊氏は1999年に初当選し、現在7期目。建設水道委員長や副議長を経て、2015年5月~16年11月にも議長を務めた。
 副議長選は相川氏27票、池田章子氏(市民ク)10票、中西敦信氏(共産)2票、無効1票。相川氏は15年初当選の3期目で、環境経済委員長などを歴任した。
 就任あいさつで毎熊議長は「さまざまな議員の意見を聞きながら、市民生活向上のため議会機能を高めたい。市民ニーズは多様化しており、議会と理事者が共に汗を流し、知恵を出し合って市政発展に全力を注ぐ」と決意。相川副議長は「議長を補佐し、公正かつ円滑な議会運営に全力を結集する」と意気込んだ。
 臨時会では総務、教育厚生、環境経済、建設水道の4常任委員会と議会運営委員会の委員も選任した。

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