長崎県議会 新議長に徳永氏、副議長は山本氏を選出 

(左から) 山本由夫副議長、徳永達也議長

 長崎県議会(定数46)は11日、改選後初の臨時会で正副議長選を実施し、新議長に最大会派、自民党(30人)の徳永達也氏(63)=雲仙市区、6期目=、副議長に同会派の山本由夫氏(62)=島原市区、4期目=をそれぞれ選出した。
 徳永氏は福岡大卒。2006年2月に県議初当選し副議長などを歴任。党県連幹事長を務めていたが、議長就任を受け県連に辞職願を同日提出したという。就任あいさつで「県民の意思を十分に反映できるよう県当局と力を合わせ諸課題の解決に取り組み、県政がさらに発展するよう誠心誠意努力する」と抱負を述べた。
 投票は欠席議員を除く45人が無記名で行った。議長選は徳永氏が43票、堀江ひとみ氏(共産党)1票、無効1票。副議長選は山本氏35票、山田朋子氏(改革21)8票、堀江氏1票、無効1票だった。
 議長は常任・特別委員会には所属しない。正副議長の任期は4年だが、自民会派では議長2年、副議長1年での交代が慣例化している。

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