青森・大鰐茶臼山公園でツツジ見ごろ/20日から4年ぶり「大鰐温泉つつじまつり」

赤やピンク、白など色鮮やかなツツジが見ごろを迎えている茶臼山公園=12日午前、大鰐町

 青森県大鰐町の茶臼山(ちゃうすやま)公園でツツジが見ごろを迎えた。赤やピンク、白、紫など濃淡さまざまな花が散策路を彩り、来園者を楽しませている。

 町によると、今年は春先の好天で例年より10日ほど早い5月上旬に咲き始めた。園内には40種類、計1万5千本のツツジが植えられており、日当たりのよい場所では満開を迎えている。

 青空が広がった12日は、ツツジを目当てに訪れた人たちが、カメラで撮影するなどしていた。散策を楽しんでいた同町の對馬嘉宏さん(77)、一代さん(71)夫妻は「山頂からの眺めが好きで毎年来ている。今年は咲くのが早かったけど、きれい」と話した。

 今年は4年ぶりに同公園で「大鰐温泉つつじまつり」が20日から開かれる。町によると、早咲きに合わせ、16日から一部で出店営業を前倒しする「準祭り体制」に入る予定。

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