買っときゃよかった!Jリーグ「延長Vゴール時代」の最高ユニ10着はこれだ

15日に開幕30周年を迎えるJリーグ。

それを記念して12日から14日の明治安田生命J1、J2、J3の各リーグは全試合が30周年記念マッチとして開催される。

かつてJリーグでは世界初の勝敗決定方式「延長・Vゴール」を採用していたが、2002年を最後に廃止。以後は世界標準のリーグスタイルへと変化を遂げていく。

ある意味では2002年がJリーグにとって一つの区切りだったと言えよう。

そこで2002年までの「延長・Vゴール時代」から、今更ながら買っておけばよかったと後悔する最高の10着を選んでみた。なお、チーム名については当時の名称としている。

清水エスパルス

清水エスパルス 1999-2001 Puma ホーム ユニフォーム

選手:サントス

お馴染みの地球儀にカモフラージュ柄を組み合せたデザインで、袖の連なる矢羽柄も懐かしい。

1999年のJ1セカンドステージを優勝。2000年にはアジアカップウィナーズカップ優勝。そして2001年には天皇杯優勝と、3つのタイトルを獲得した時代の一着だ。

セレッソ大阪

セレッソ大阪 1999-2003 Mizuno ホーム ユニフォーム

選手:西澤明訓

ピンクとネイビーのストライプが印象的だったユニフォーム。胸スポンサーは初期のユニの象徴的な存在だった「NIPPON HAM(日本ハム)」で、セレッソといえばこのユニフォームを思い浮かべる人も多いだろう。

浦和レッズ

浦和レッドダイヤモンズ 2002 Puma ホーム ユニフォーム

選手:福田正博

サプライヤーがPuma時代の名作ユニフォームでクラシックな編み上げスタイルが人気のモデル。翌2003シーズンも編み上げスタイルを継続していた。

編み上げ時代の胸スポンサーはどちらも三菱の車名で、2002シーズン「PAJERO」。2003シーズンは「COLT」だった。

柏レイソル

柏レイソル 2001-02 Umbro ホーム ユニフォーム

選手:明神智和

1997年から2010年までサプライヤーを務めたUmbro時代のユニフォーム。99-00モデルから引き続き前面に透かしでエンブレムをデザインする。

胸スポンサーは今も昔も変わらぬ「HITACHI」だが、このキットから“Inspire the Next”が追加された。

ジュビロ磐田

ジュビロ磐田 2002 Puma ホーム ユニフォーム

選手:高原直泰

過去2モデルで袖を彩っていたネイビーは袖下と脇部分のみとなり、ほぼサックスブルー一色となったユニフォーム。ある意味では後のユニの原型とも言えるデザインが登場した。

このシーズンは1st、2nd両ステージを制覇し完全優勝を達成。だがこの2002年を最後にJ1リーグタイトルからは遠ざかっている。

ガンバ大阪

ガンバ大阪 2001-02 le coq sportif ホーム ユニフォーム

選手:遠藤保仁

圧倒的にUmbroのイメージが強いG大阪だが、1999年から2002年までのサプライヤーle coq sportif時代のユニフォームも素晴らしい。

この2001-02モデルは濃い青に太さの異なるストライプが印象的で、初期の傑作デザインだ。

ベルマーレ平塚

ベルマーレ平塚 1994-96 Mizuno ホーム ユニフォーム

選手:中田英寿

現在の湘南ベルマーレがまだ“平塚”と名乗っていたJリーグ初期のユニフォーム。特徴的な美しきダイヤモンド柄は現在でも度々採用されている。

湘南の暴れん坊と呼ばれていた頃を思い出す一着。1995年に入団し、後に日本サッカー界の象徴的な存在となる中田英寿氏も着用した。

鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズ 1996 Mizuno ホーム ユニフォーム

選手:ジョルジーニョ

Jリーグ史上初の1シーズン制開催となった1996年のリーグ優勝が思い出されるユニフォーム。ホームタウンが面する鹿島灘の波しぶきを思わせるブルーのグラフィックが美しい。

このキットは1995年と96年で使用したが、胸ロゴは95年が「Antlers」と表記。96年から「TOSTEM」に変更となった。

横浜マリノス

横浜マリノス 1993-94 Mizuno ホーム ユニフォーム

選手:井原正巳

現在の横浜F・マリノスが初のJリーグを戦った名作ユニフォーム。1993年5月15日の記念すべきJリーグ開幕戦「ヴェルディ川崎 vs 横浜マリノス」で着用した歴史に残る一着でもある。

キットカラーは前身の日産時代から継承したトリコロール。胸のV字は、船乗りの“セーラー服”のVネックとヴィクトリーのVを“水しぶき”グラフィックで描く。

ヴェルディ川崎

ヴェルディ川崎 1993-94 Mizuno ホーム ユニフォーム

選手:三浦知良

現在の東京ヴェルディが栄えある1993年のJリーグ開幕戦を飾った伝説のユニフォーム。鮮やかなグリーンに絞り染め風のグラフィックは、初期のJリーグを代表するデザインだ。

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当時の胸スポンサーは世界的な飲料ブランドの「Coca-Cola」。色鮮やかで美しいグラフィックと胸ロゴが絶妙なコンビネーションを見せるこのキットは、現在でも国内外で高い人気を誇る。

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