県内タクシー、代行業 人手不足が深刻 コロナ禍 離職や廃業進む

JR宮崎駅前で客待ちのため待機するタクシー。運転手の減少で待機台数が少ない時間帯もある=12日午後2時45分、宮崎市

 新型コロナウイルス感染症の5類移行で人流が活発になる中、県内でタクシーや運転代行業の人手不足が深刻化している。タクシー運転手はコロナ禍による離職などで2割以上減り、この3年間で廃業した運転代行業者も。夜の繁華街や観光地の需要は戻りつつあり、両業種の関係者は頭を悩ませる。一方、買い物や通院などでタクシーを利用する高齢者の「日常の足」にも影響を及ぼしている。

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