清涼感がある薬味として好まれるミョウガの出荷が、広島・大崎上島町で始まっています。
土の中から顔を出しているのは、島の温暖な気候で育ったミョウガです。
県内で唯一、ミョウガを生産している大崎上島町の 成定祐司 さんです。10アールのハウスで約2500株を栽培しています。
ミョウガは、年間を通して需要があるため、島の新たな特産にしようと16年前から栽培を始めました。
シートで紫外線をさえぎって栽培するため、赤みが強く、えぐみが少ないのが特徴です。
ミョウガ生産者 成定祐司 さん
「そのまま、せん切りしていただいて、何でも薬味でかけていただくと、えぐみが少ないので非常に食べやすくて、お子さんにも喜んで食べていただいています」
ミョウガの収穫は10月下旬まで続き、去年と同じ約3トンの出荷を見込んでいます。