県内外から愛好者 間近で眺め満喫
国内外の往年の名車を集めたイベント「クラシックカーの世界」が14日、高岡市佐野の高岡おとぎの森公園で開かれた。数々の名車やF1関連コーナーが人気を集め、会場は大勢の愛好者らで大にぎわい。公園の吉崎正人所長は「高岡を盛り上げるためのイベントに県内外から多くの人が来てくれてうれしい」と笑顔を見せた。(黒川舞弥)
イベントは昨年から実施している。クラシックカーは1972年のダットサン「240Z」や74年のロータス「ヨーロッパスペシャル」など66台を展示。マクラーレン・ホンダのF1マシン2台のほか、F1ドライバー、故アイルトン・セナ(ブラジル)のヘルメットなどを展示した。
来場者は、じっくりと車を見たり写真を撮ったりしてイベントを満喫した。F1マシンのうち1台は午前と午後の2回、エンジンを始動。豪快に響く音に大きな拍手と歓声が上がった。セナのヘルメットをデザインした川崎和寛さんのトークショーもあった。
父親と一緒に訪れた射水市歌の森小1年、片岡勇斗君(6)は「初めて見る車がたくさんあってかっこよかった」と目を輝かせた。