文化庁が京都で本格業務開始　年間1400回の出張試算　官房長官「できる限りリモート対応を」

　松野博一官房長官は15日の定例会見で、文化庁が京都庁舎で本格的に業務を開始したことに関し、「中央省庁職員の新しい働き方を示すものとして、場所を選ばない柔軟な働き方改革の実践につながることを期待している」と述べた。

　文化庁では、他省庁など関係者との円滑な連絡調整のため、年間1400回程度の出張が必要になると試算している。松野氏は「国会議員への個別説明や会議出席を含め、できる限りウェブ会議システムなどを活用したリモート対応を進めていくと聞いている」と語った。