バルセロナが4シーズンぶりのリーグ制覇を達成。久保は2ゴールに絡む活躍を披露

ラ・リーガ 第34節 結果まとめ

写真:27回目のリーグ優勝を飾ったバルセロナ ©Getty Images

5月12日から15日にかけて、ラ・リーガ第34節の10試合が行われた。

首位バルセロナはアウェイでエスパニョールとの“バルセロナダービー”に挑んだ。今節に勝利すればリーグ制覇が決まるという条件下でキックオフを迎えると、11分のロベルト・レヴァンドフスキのゴールで先制すると、20分にアレハンドロ・バルデ、40分には再びレヴァンドフスキがゴールを奪い、前半だけで3点のリードを奪う。後半に入り53分にはジュール・クンデも追加点を挙げ、相手の反撃を終盤の2点に抑えて4-2で勝利。4シーズンぶり27回目のラ・リーガ制覇を達成した。

2位アトレティコ・マドリードはアウェイで最下位エルチェと対戦。両チームがチャンスを作る中、41分にロングスローの流れから失点する。後半も一進一退の攻防が続いたがそれ以上スコアは動かず、エルチェが大金星を手にした。

3位レアル・マドリードは残留争いを演じるヘタフェをホームに迎えた。UEFAチャンピオンズリーグ準決勝の試合を見据えて主力を温存したこの試合は、なかなか効果的な攻撃を仕掛けられないまま時間が経過。迎えた70分、マルコ・アセンシオがゴールを奪い、1-0で辛勝した。この結果、アトレティコ・マドリードをかわして2位に再浮上している。

久保建英が先発出場したレアル・ソシエダはホームでジローナと激突。開始早々に久保が緩急をつけたドリブルを仕掛けてPKを獲得し、ミケル・オヤルサバルが冷静に決めて先制すると、24分には久保のクロスからダビド・シルバが2点目を奪う。しかし37分に1点を返されると、前半アディショナルタイムにはFKから同点ゴールを奪われる。後半はスコアが動かず、2-2の引き分けに終わった。

ビジャレアルはアレックス・バエナとニコラス・ジャクソンが2ゴールずつを奪うなど、5-1でアスレティック・ビルバオに快勝。ベティスは3-1でラージョ・バジェカーノを下した。オサスナは後半に3ゴールを奪ってアルメリアを3-1で下し、セビージャはバジャドリードとのアウェイゲームを3-0で制している。

マジョルカ vs カディスは1-0でマジョルカが勝利。バレンシアはセルタに2-1で競り勝ち、14位に浮上している。


[ラ・リーガ 第34節 結果]
マジョルカ 1-0 カディス
R・ソシエダ 2-2 ジローナ
オサスナ 3-1 アルメリア
ビジャレアル 5-1 A・ビルバオ
R・マドリード 1-0 ヘタフェ
セルタ 1-2 バレンシア
エルチェ 1-0 A・マドリード
バジャドリード 0-3 セビージャ
エスパニョール 2-4 バルセロナ
ベティス 3-1 R・バジェカーノ

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