子どもたちが森林の役割学ぶ/岡山市内の保育園で「森の教室」【岡山市】

子どもたちに自然の大切さを伝えるため全国各地を巡っている「森の教室」が5月16日、岡山市内の保育園で開かれました。
「森の教室」のキャラバン隊が訪れたのは、岡山市北区の「ドルフィン・グレースこども園 杜の街」です。
教室には、系列の保育園も含め園児35人が参加。緑の募金のキャラクター「どんぐりくん」などが登場するショーでは、森が土砂崩れを防ぐことや、雨を貯めて栄養のある水を少しずつ海に流し、魚や海藻を育てていることなどを学びました。
このあと、園児4人がクヌギとコナラの苗木をポットからプランターに植え替えました。
植え替えた苗木は、来年岡山県で開催される全国植樹祭に向けて、今年秋に県内で実施される「地域植樹」まで、園児らが大切に育てることになっています。
国土緑化推進機構が2012年から始めた「森の教室」は、これまでに40都道府県で開催。今回で343回目となります。

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