長崎の食材と地酒を楽しんで 東京「まうまう四ツ谷」オープン

オープンした「まうまう四ツ谷」と山口代表取締役(中央)ら=東京・四谷

 長崎の旬の食材や地酒などを楽しめる店「まうまう四ツ谷 長崎歳時記」がこのほど、東京・四谷の県東京産業支援センター1階にオープンした。
 「松浦のアジフライ」など地元の産物を生産者から直接仕入れて卸販売する「まうまう」(東京、山口桂右代表取締役)が運営。同所で長年親しまれながら昨年閉店した長崎食材の店「隠れ岩松」を改装し、引き続き地元の食を提供する。
 在京県人ら長崎に縁のある人らを中心に幅広く客層を広げる方針。ちゃんぽんや松浦のアジフライをはじめ、「有川のイカ塩辛」「五島の生節」「島原ハムの極上ハムカツ」など多彩なメニューが味わえる。

「まうまう四ツ谷」で味わえる多彩な料理(同店提供)

 山口代表取締役は「食べることで長崎の価値を体験できる店。生産者から直接仕入れた食材を通し“縁”をつくる場所にしていきたい」と話している。
 営業時間はランチが午前11時半~午後2時ラストオーダー、ディナーが同5時半~同9時ラストオーダー。土日祝は定休日だが、10人以上の団体予約のみ受け付ける。電話080.4180.5631。

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