霧の先に「白い虹」 小山の鳥居さんが撮影

撮影された白い虹とみられる現象=16日午前6時5分、小山市間々田(鳥居さん提供)

 小山市間々田で16日早朝、白い虹とみられる珍しい現象が出現し、同市乙女、会社員鳥居晋一(とりいしんいち)さん(60)が写真を撮影した。

 白い虹は「白虹(しろにじ)」や「霧虹(きりにじ)」と呼ばれることもあり、空気中の細かい水滴に光が反射して起こる現象という。

 鳥居さんは午前6時すぎ、鳥などの写真を撮ろうとしていたが、霧のために間々田小の近くに移動。その際、水田の上に白い虹のようなものを発見し、思わずシャッターを切った。「今まで見たことがない現象で感動した」と振り返った。

 宇都宮地方気象台は「断定はできないが、虹の一種とみられる」としている。

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