【朝ラー】保育園の給食に提供 静岡・藤枝市が始める 地域の食文化を伝える取り組み

17日は夏本番を思わす暑い1日になったが、静岡・藤枝市の保育園では“珍しい給食”が提供された。

藤枝市の岡部みわ保育園の給食に出されたのは、藤枝独自の食文化「朝ラーメン」の冷やしラーメン。これは、地域の食文化を伝えていこうと藤枝市が始めた取り組みで、子どもたちは朝ラーメンがお茶の仕事と関係していることを寸劇で学んだあと、待ちに待った給食の時間を迎えた。

「いただきます」

約40人の園児に出された「冷やし朝ラーメン」は、麺と醤油味のスープに、なるとや鶏のささみなどをトッピングした、この保育園オリジナルの朝ラーメン。

(園児)

「おいしい」

(園児)

「(全部食べましたね)うん、おいしかった」

(保育士)

「子どもたちにもこうした食文化を伝えられたので、私自身もこれを機に知ることでき良い経験になった」

藤枝市では5月から10月にかけて、希望のあった保育園やこども園あわせて、順次「藤枝朝ラーメン」を提供していくという。

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