茨城県内は17日、高気圧に覆われて晴れ、各地で気温が上昇、古河市で34.3度を記録するなど、多くの観測地点で今年一番の暑さになった。
水戸地方気象台によると、ほかに下妻市と土浦市で32.7度、筑西市で32.2度、笠間市と鉾田市、大子町で31.7度を記録。全14観測地点のうち、太平洋沿岸を除く11地点で30度以上の真夏日となった。
水戸市千波町の千波湖畔では日傘を差したり、水分補給したりしながら散歩する人々が目立った。湖畔の好文茶屋では、おいしそうにアイスクリームをほおばる家族連れの姿も見られた。
県のまとめによると、県内では同日午後7時現在、熱中症とみられる症状で9~83歳の男女5人が救急搬送された。