レアル・マドリー、「歴代最強のブラック・デザイン」7選

17日のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦でマンチェスター・シティと対戦するレアル・マドリー。

レアルの人気ユニフォームのひとつにブラックカラーのキットがあり、時にホームキットを凌ぐ人気となることも珍しくない。

ここでは、そんなレアル歴代のブラックカラーから7着をご紹介しよう。

2008-09 サード

レアル・マドリー 2008-09 adidas サード ユニフォーム

選手:セルヒオ・ラモス

ラ・リーガとCLで使用したサードユニフォーム。07-08シーズンのブラック&グリーンの鮮やかなデザインから一転し、ホワイトとのコントラストが美しいシンプルなスタイルを採用となった。力強さを感じさせるレアルらしいユニフォーム。

2002-03 CLアウェイ

レアル・マドリー 2002-03 adidas CLアウェイ ユニフォーム

選手:ジネディーヌ・ジダン

このシーズンのCLモデルで、ラ・リーガと同じくアウェイキットにブラックを採用。2002年でクラブ創設100周年(センテナリー)を迎えたことから、このシーズンのユニフォームはそれを記念した仕様。左袖にはセンテナリーパッチが付く。

2011-12 アウェイ

レアル・マドリー 2011-12 adidas アウェイ ユニフォーム

選手:クリスティアーノ・ロナウド

このシーズンのキットはホーム、アウェイのどちらも素晴らしいデザイン。胸のメーカーロゴや袖のスリーストライプスにゴールドを配した煌びやかなところも共通する。レアル史上最も華やかなキットが揃っていたシーズンかもしれない。

2006-07 アウェイ

レアル・マドリー 2006-07 adidas アウェイ ユニフォーム

選手:デヴィッド・ベッカム

胸スポンサーロゴは歴代で唯一の「BenQ SIEMENS」で、このキットを着て2002-03シーズン以来となるリーグ優勝を成し遂げた。

右胸のトロフィー型ワッペンはFIFA(国際サッカー連盟)から「20世紀最強チーム」と認定された証で、文字“FIFA Award Best Club XX Century”が刻まれている。

2004-05 アウェイ

レアル・マドリー 2004-05 adidas アウェイ ユニフォーム

選手:ロナウド

鋭く尖ったスリーストライプスが独特の雰囲気を漂わせた04-05モデルで、ラ・リーガとCLで使用した。

見れば“銀河系軍団”という言葉を思い出す胸スポンサーは、「SIMENS Mobile」表記の最終シーズン。翌05-06シーズンからはシンプルに「SIEMENS」のみとなる。

2014-15 サード

レアル・マドリー 2014-15 adidas サード ユニフォーム

選手:ガレス・ベイル

ファッションデザイナー山本耀司氏とコラボレーションした伝説のユニフォーム。胸に2匹のドラゴン(ドラゴンキングとドラゴンバード)を描いたデザインが話題となった。

立ち襟の内側には山本氏のサイン“Yoji Yamamoto”をプリント。両者は21-22シーズンに再びコラボレーションして大きな反響を呼んだ。

1999-2000 アウェイ

レアル・マドリー 1999-2000 adidas アウェイ ユニフォーム

選手:ラウール・ゴンサレス

1997-98シーズンのKelme時代にもブラック基調のユニフォームは存在するが、純粋なブラックという点ではクラブ史上初の一着。翌00-01シーズンはサードキットとして継続で使用した。

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差し色のオレンジ(ゴールド)が印象的で、胸元には小さなエンブレムを配する。90年代のレアルを象徴した胸スポンサー「Teka」も懐かしい。

このキットを着たハイライトゲームの一つは99-00シーズンのCL決勝戦だろう。

スタット・ド・フランスで開催された決勝では同じスペインのバレンシアと対戦。試合は3-0でレアルが勝利し、2年ぶりにビッグイヤーを獲得した。

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