トップ選手に挑戦も 長崎・諫早で日本生命卓球教室 130人が技術学ぶ

森選手(右)、麻生選手(左)から指導を受ける参加者=諫早市、森山スポーツ交流館

 Tリーグで活躍する日本生命女子卓球部の卓球教室が13日、長崎県諫早市の森山スポーツ交流館であり、長崎県内の小学生から一般までの約130人が国内トップ選手から技術を学んだ。
 日本生命と県が結んでいるスポーツ振興などに関する包括連携協定の一環で、日本生命長崎支社が主催した。県内では2014年に続き2度目。
 同部は「日本生命レッドエルフ」としてTリーグに18年の開幕から参戦し、昨季まで4連覇した強豪。教室には村上恭和総監督と森さくら選手、本県出身の麻生麗名選手の3人が参加した。
 村上総監督が練習法を指導した後、参加者が森、麻生両選手に試合形式で挑戦。ポイントを奪うと笑顔で歓声を上げた。両選手は参加者からの質問を受け、実技指導した。
 サーブレシーブについて質問した長崎市立山里中3年の山口颯香さん(14)は「ミスが多かった部分を細かく教えてもらったので改善したい。近くで見ると威力が強くて感動した。自分も早く追いつきたい」と刺激を受けた様子だった。
 同支社の作本豪支社長は「地域貢献がテーマの一つ。スポーツを通じて県民の皆さんに元気になってほしい」と話した。
 同支社は12日、長崎市三原1丁目のさくら保育園に子ども用の卓球台1台を贈った。

卓球台を贈られ、笑顔を見せる園児ら=長崎市、さくら保育園

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