「見に来てね」 ホシエイの赤ちゃん 佐世保・海きらら 九十九島湾大水槽で展示

ホシエイの赤ちゃんの腹側=佐世保市、海きらら

 長崎県佐世保市鹿子前町の九十九島水族館(海きらら)でホシエイの赤ちゃん6匹が生まれ、九十九島湾大水槽内のアマモ場で展示されている。
 赤ちゃんたちは4月17日に同大水槽で誕生した。現在の大きさは体盤幅約30センチ、全長約60センチだが、成長すると体盤幅約2メートルまで大きくなるという。
 他の生き物に捕食されないよう親とは別のエリア「アマモ場」に移動させて様子を見ており、それぞれ砂地に身を沈めたり、ゆっくりと泳いだりするなど、思い思いに過ごしている。
 同館スタッフの永光萌衣さん(25)は「大水槽でのエイの出産は2011年のウシエイ以来12年ぶりと、エイの赤ちゃんはなかなか見られない。この機会にじっくり観察してもらえたら」と笑顔で話した。

4月17日に生まれたホシエイの赤ちゃん=佐世保市、海きらら

© 株式会社長崎新聞社