準決勝2ndレグ結果
5月17日、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのマンチェスター・シティ vs レアル・マドリードの試合がエティハド・スタジアムで行われた。
サンティアゴ・ベルナベウで行われた1stレグは、ヴィニシウス・ジュニオールのゴールで36分にレアル・マドリードが先制したものの、67分にケヴィン・デ・ブライネがゴールを奪ってマンチェスター・シティが同点に追いつき、1－1の引き分けに終わっていた。
勝負が決するこの2ndレグで、マンチェスター・シティはデ・ブライネやアーリング・ハーランド、ジャック・グリーリッシュらが先発。一方のレアル・マドリードもカリム・ベンゼマやヴィニシウス・ジュニオールらが先発。ケガの状態が心配されていたエドゥアルド・カマヴィンガもスタメンに名を連ねたが、カルロ・アンチェロッティ監督が先発起用を明言していたアントニオ・リュディガーはベンチスタートとなった。
試合はホームのマンチェスター・シティが立ち上がりからボールを保持して攻め込む展開に。7分にはロドリが惜しいシュートを放ち、13分にはハーランドが決定的なヘディングシュートを放つが、これはGKティボー・クルトワが反応してゴールを許さない。21分にハーランドが放ったヘディングシュートも、クルトワが右手の指先で気迫のセーブを見せた。
攻め続けて迎えた23分、デ・ブライネからのスルーパスを受けたベルナルド・シウヴァが左足を振り抜き、マンチェスター・シティがついに先制する。
レアル・マドリードは35分、トニ・クロースがクロスバー直撃のミドルシュートを放ったが、前半のチャンスはこの場面ぐらい。逆に37分、イルカイ・ギュンドアンのシュートがDFに当たって浮いたボールをベルナルド・シウヴァが頭で押し込み、マンチェスター・シティがリードを広げて前半を折り返す。
後半、最初のチャンスをつかんだのはレアル・マドリード。51分にダヴィド・アラバの直接FKが枠を捉えるが、GKエデルソンが好セーブを見せる。一方のマンチェスター・シティは73分にハーランドがフリーでシュートを放ったが、三たびクルトワが立ちはだかって追加点を許さない。
しかし76分、デ・ブライネのFKからダニエル・アカンジが頭で流し込んでリードを広げると、後半アディショナルタイムにはフィル・フォーデンのスルーパスからフリアン・アルバレスが流し込んでダメ押し。マンチェスター・シティが4-0で快勝し、2戦合計5－1のハイスコアでレアル・マドリードを下し決勝へと駒を進めた。
決勝のカードはマンチェスター・シティ vs インテルに決定。6月10日、トルコ・イスタンブルのアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥで行われる予定となっている。
