アストロズがサヨナラでカブスをスイープ 鈴木2打席連発も実らず

【カブス6-7×アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

3連勝中のアストロズは8回までに5点のリードを許していたものの、8回裏に2点を返すと、9回裏にはホームランを含む4安打2四球で4点を奪い劇的な逆転サヨナラ勝利。7対6でカブスを下して本拠地での3連戦スイープに成功した。アストロズ6番手のブライアン・アブレイユが2勝目(0敗)をマークし、カブス5番手のブランドン・ヒューズは2敗目(0勝)を喫している。

4連敗中のカブスは、鈴木誠也の2打席連続ホームランを含む3本のホームランなどで4回までに6点を奪うなど打線が奮起すると、先発のドリュー・スマイリーも6回8奪三振1失点の好投。5点のリードで終盤を迎え、連敗ストップは確実かと思われた。

しかし昨年王者のアストロズが終盤に猛反撃。8回裏にジェレミー・ペーニャとアレックス・ブレグマンの連続長打で反撃の糸口をつかむと、ホセ・アブレイユのタイムリーで3点差に迫る。さらに9回裏にはジェイク・マイヤーズの3号2ランで1点差とし、なおも満塁のチャンスを作るとカイル・タッカーがセンター前に運んで走者2人が生還。劇的な形で試合をひっくり返し3連戦を締めくくった。

「4番・右翼」でスタメン出場し、前日の最終打席と合わせて3打席連続ホームランを放った鈴木は第3打席以降も四球、レフト前ヒット、四球で全打席出塁をマークし、計3打数3安打2本塁打3打点5出塁の大暴れ。チームの勝利には結びつかなかったものの、なんと前日の試合から7打席連続出塁となった。デービッド・ロス監督が「復調のきっかけをつかみ始めている」と語っていた鈴木のバッティングだが、その言葉通りの活躍で今季の成績を打率.286、5本塁打、17打点、OPS.863と一気に上昇させている。

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