「当然の敗戦だった」シティに完敗、連覇絶たれたレアルMFクロースが心境「毎年CL優勝は普通じゃない」

写真:Getty Images

レアル・マドリーのMFトニ・クロースがマンチェスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

17日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグで、マドリーはシティとアウェイで対戦した。

ホームでの1stレグで1-1のドローに終わっていたマドリー。敵地で昨シーズン同様に決勝進出といきたいところだったが、リベンジに息巻く相手に圧倒されることとなる。

ベルナルド・シウバの2ゴールで前半だけで2点のビハインドを負うと、後半も2失点。終わってみれば4-0、2戦合計5-1で敗れ、連覇とはならなかった。

クロースは試合を振り返り、シティに及ばなかったと認めつつ、残りシーズンもしっかり戦うと意気込んだ。

「当然の敗戦だった。チャンピオンズリーグの試合が悪かったとは言えない。決勝進出まであと1試合だったけど、いつもそれが可能とは限らない。今日の僕たちは値しなかった」

「チャンピオンズリーグの決勝に進むため、また戻ってくる」

「シーズンを締め括るにはまだ数試合ある。リーグ優勝はできないけど、真剣勝負をしなければいけない」

また、クラブの要求についても言及。常に最高のものを求められるが、そうもいかないこともあるとし、今まで成し遂げてきたことに改めて価値があると語った。

「このチームと契約するとき、クラブが最大限のことを期待していることを知ることとなる」

「最大の結果を残せてきたことはありがたいけど、毎年チャンピオンズリーグを優勝することは普通ではない」

「今シーズンはチャンピオンズリーグでとても良い戦いを見せた。多くのチームが僕たちと交換したいと思うはずだ。何年もチャンピオンズリーグで優勝できたことはクレイジーだったし、今日はよりその価値を感じる」

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