カージナルスが完封リレーでカード勝ち越し ヌートバーは無安打

【ブリュワーズ0-3カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

1勝1敗で迎えた同地区のライバル対決3連戦の最終戦は、今季初登板となったカージナルスの若手有望株マシュー・リベラトーアが5回無失点の好投を見せると、リリーフ陣も毎回ランナーを許したものの踏ん張って完封リレーを達成。3対0でブリュワーズを下しカード勝ち越しを決めている。リベラトーアは今季初勝利をマークし、カージナルス4番手のライアン・ヘルズリーが5セーブ目を記録。ブリュワーズ先発のコービン・バーンズは3敗目(4勝)を喫している。

カージナルスは1回表にノーラン・アレナドが通算1000打点目となるタイムリー内野安打を放ち先制に成功すると、先発のリベラトーアが走者を出しても要所を締める我慢のピッチングを見せる。すると6回裏にポール・デヨングの5号2ランが飛び出しリードを広げ、4投手の継投でそのまま逃げ切った。敗れたブリュワーズは2回以降毎回ランナーを出したものの、中軸が無安打に終わるなどあと一本が出なかった。

カージナルスのラーズ・ヌートバーは「1番・中堅」でスタメン出場し、センターフライ、セカンドゴロ、キャッチャーゴロ、セカンドゴロで4打数ノーヒット。2日続けて無安打に倒れるなどブリュワーズの投手陣に苦しめられ、今季の成績は打率.287、OPS.838となった。チームは翌日から強豪ドジャースとの戦いを控えているだけに、一番打者に定着しているヌートバーの復調が期待される。

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