アクサが中島公園プロジェクト発表

アクサ生命保険はきょう、札幌中島公園の東側に建設中の複合施設の概要を発表しました。複合施設は地上14階建てで、延べ床面積はおよそ5万3千平方メートルです。事業費は非公表ですが、中島公園東側の、かつて音楽関連ビル「ヤマハセンター」があった場所にすでに建設を始めていて、2025年6月に完成予定です。1階から3階までは飲食スペースやフィットネスジム、貸し会議室などが入り、4階から8階のオフィススペースにはアクサ生命保険が札幌本社を移転します。また、9階から14階には外資系で最上位クラスの「インターコンチネンタル」ブランドのホテルが道内で初めて開業します。施設は全面ガラス張りでオフィス部分は二酸化炭素の排出量を30%削減するなど環境性能の高いものとし、災害時に水や電気といったインフラが寸断されても最大14日間運用可能とします。アクサ生命保険・安渕聖司社長「クリーンでより強靭な本社拠点として地域の安全安心を支え市民の皆様から愛されるランドマーク施設として新たなビル建設のプロジェクトを完成させていきたい」。札幌市はこの地域でMICE施設の整備事業を進めていましたが、コロナによって再検討しています。MICE施設が整備された際にはこの複合施設と空中ブリッジで接続する計画もあるということです。

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