道内のワイン産業の担い手を育てる「北海道ワインアカデミー」の開講式がきょう、札幌で行われました。ワイン造りの技術や経営力の向上を目的に、道が２０１５年度から開いているアカデミーでは、これまで２００人以上が学んできました。「世界と真向から勝負していく、そして北海道の風土、特性に合わせたワインを作っていくのが皆さんの使命」。今年度は新規参入と高度専門の２つのコースに分かれ道内各地から３０人が受講します。来年２月までワイナリーでの実習のほか、北海道大学に７月に完成する「北海道ワイン教育研究センター棟」で栽培や醸造、マーケティングなどを学びます。道外のワイナリーの訪問も行う予定です。
