高齢者対象の安全サポートカー試乗会

春の全国交通安全運動の一環で高齢者を対象とした「安全運転サポートカー」の体験試乗会が行われました。衝突の被害を軽減する機能などを備えた自動車を体験してもらうことで事故防止につなげるねらいです。道では去年1年間でアクセル・ブレーキ踏み間違いによる人身事故が87件発生。そのうち65歳以上の高齢者による人身事故件数は49件と半数を超えています。受講者「70歳になってからサポートカーに切り替えましたので、一応乗っているが(衝突軽減ブレーキは)作動したことはないので、きょう初めての体験でした」。豊平警察署の担当者「特に75歳以上の高齢者の方がアクセルやブレーキの踏み間違い事故による運転操作不適の事故が多発しております。サポートカーですが、身体機能の低下をサポートする有効な車だと考えております。きょうの体験会を通じて交通安全意識を高めていただければと」。

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