掘り出し物、見つかるかな 盛岡で福祉バンク大市、21日まで

掘り出し物を買い求める人々でにぎわう福祉バンク大市

 盛岡市民福祉バンク(伊藤純理事長)は21日まで、同市菜園のカワトクで恒例の福祉バンク大市を開いている。多くの来場者が品定めを楽しんでいる。

 市民から寄せられた衣類や食器、ぬいぐるみ、古本など約8万点を安価で販売する。品薄となっていたレコードの販売が1年ぶりに復活し、LP盤550円、EP盤275円。買い物客は約3千枚からお気に入りを掘り起こした。

 同市山岸の北田月美さん(77)は「ここでは珍しい品々と出合える」と満喫。伊藤理事長(66)は「障害者が商品の手入れを行っている。障害者福祉やリサイクルにもつながる」と来場を呼びかける。

 商品は随時追加。午前10時~午後7時(最終日は同3時)。

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