西日本豪雨の経験を後輩へ/岡山市消防局が被災地での活動経験持つ隊員を講師に水難救助訓練【岡山市】

岡山市消防局は5月18日、西日本豪雨の被災地で活動した隊員が講師となって若手隊員を指導する水難救護訓練を行いました。
市消防局は西日本豪雨被災地での活動経験を後進に伝えようと年に一度、若手隊員を対象に水難救護訓練を行っています。
この日、訓練に参加したのは、消防局採用4年目までの隊員19人。西日本豪雨以降、市内全署で配備を進めているレスキューボートを使った救助法を学びました。
指導に当たった特別救助隊員が災害現場で必要だと訴えたのは対応力です。
例えばボートが要救助者に近づけない場合は、自分が持つパドルを差し出してつかまってもらうことや、長時間救助を待った被災者の不安な気持ちに寄り添った声かけを心がけることなどを伝えていました。

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