【レイズ２－３メッツ】シティ・フィールド
メッツは同点を許した直後の６回裏にトミー・ファムが勝ち越しのタイムリー内野安打を放つと、リリーフ陣がレイズ打線の反撃を封じ込み、この１点を守り切って３対２で勝利。本拠地での３連戦勝ち越しを決めた。メッツ先発のタイラー・メギルが５勝目（２敗）をマークし、４番手のデービッド・ロバートソンが８セーブ目を記録。レイズ２番手のザック・リテルに１敗目（０勝）が記録されている。
前日劇的なサヨナラ勝利を収めたメッツは、立役者のピート・アロンソがこの日も４回裏に３試合連発となる16号ソロを放ち勝ち越しに成功。先発のメギルは６回表にジョシュ・ロウの10号ソロで同点こそ許したものの、６回２失点の安定した投球で試合を作った。すると６回裏、メッツは２本のヒットで一死１・３塁のチャンスを作ると、ファムのボテボテの打球がタイムリー内野安打となり再び勝ち越し。このリードを３投手の継投で守り切った。
敗れたレイズは投打が噛み合わず、３カード連続で勝ち越しを逃すなど直近10試合で４勝６敗とやや失速気味。依然メジャー最高勝率を維持してはいるものの、地区２位オリオールズとは3.5ゲーム差と安全圏とは言えない状況となっており、早急な立て直しを図りたいところ。一方勝利したメッツはこれで借金を１まで返済し地区３位。地区首位のブレーブスとは６ゲーム差をつけられているが、強豪相手のカード勝ち越しで勢いに乗りそうだ。
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