メッツが劇的3発でサヨナラ勝利 千賀は12K好投も勝ち負けつかず

【レイズ7-8×メッツ】延長10回タイブレーク@シティ・フィールド

メッツは3点を追う9回にフランシスコ・アルバレスの4号3ランで同点とすると、2点の勝ち越しを許した直後の延長10回裏にはピート・アロンソが15号3ランを放ち劇的な逆転サヨナラ勝利。8対7でレイズを下し、3連戦を1勝1敗のタイに戻した。メッツ5番手のデービッド・ロバートソンが1勝目(0敗)をマークし、レイズ7番手のピート・フェアバンクスが1敗目(0勝)を喫している。

メッツは3本のホームランで終始苦しかった試合を見事制した。まずは2点ビハインドで迎えた7回裏、この日今季初昇格を決めたマーク・ビエントスが同点2ランを放ち最初の同点劇を披露すると、ブランドン・ロウの8号2ランなどで3点をリードされて迎えた9回裏には若手正捕手のアルバレスが起死回生の4号3ランを放つ。さらにタイブレークの10回表には2点の勝ち越しを許したものの、最後は主砲アロンソがメジャー単独トップとなる15号3ランを放ち見事な逆転劇を完成させた。

この試合が8試合目の先発登板となったメッツの千賀滉大は、強力レイズ打線を相手に快投を披露。3回までに7つの三振を奪うと、先制を許した4回表も連続三振で続くピンチを切り抜ける。味方の援護に恵まれず勝ち星こそ得ることはできなかったが、6回104球、被安打3、与四球3、奪三振12の内容で1失点と堂々のピッチングを見せた。これで今季の防御率は4.14から3.77まで良化している。

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