ブライトン大敗。ニューカッスルはCL出場権確保に向け大きな勝利|プレミアリーグ

写真:今季躍進中の両チームの対戦は、ニューカッスルに軍配 ©Getty Images

5月18日、プレミアリーグ第25節延期分のニューカッスル vs ブライトンの試合がセントジェームズ・パークで行われた。

この試合は、ニューカッスルがリーグカップ戦の決勝に勝ち進んだことに伴い、日程面の影響により延期されていた。ブライトンはソリー・マーチらがケガで欠場。三笘薫は左サイドMFで先発出場した。

立ち上がりからホームのニューカッスルがハイプレスと人数をかけた攻撃で相手を押し込む展開に。22分にはヤン・ポール・ファン・ヘッケからのパスを高い位置でカットし、最後はジョエリントンが左足シュート。相手DFにブロックされたが、これで得たCKをキーラン・トリッピアーがニアサイドに送ると、デニス・ウンダヴの頭に当たったボールがそのままゴールイン。OGでニューカッスルが先制する。

ブライトンは37分、三笘がカットインから右足でゴールを狙ったもののシュートは枠を捉えられず。なかなかチャンスを作れずに迎えた前半終了間際、ニューカッスルが再びセットプレーから得点する。トリッピアーのFKに頭で合わせたのはダン・バーン。リードを広げて前半を折り返す。

後半もニューカッスルが優勢に進めるかと思われたが、51分にブライトンが1点を返す。三笘からのパスを受けたビリー・ギルモアがロングレンジのスルーパスを送ると、抜け出したウンダヴが冷静にシュートを放ち、GKの股を抜いた。

しかしニューカッスルは攻撃の手を緩めず、その後も相手ゴールを脅かし続ける。そして90分、自陣深くでのトリッピアーのボール奪取から攻撃をスタートさせ、ミゲル・アルミロンが右サイドでボールを運んで前方のスペースへ。抜け出したカラム・ウィルソンがGKとの1対1を制して追加点を奪った。

さらに90+1分、アレクサンデル・イサクの縦パスから再びウィルソンが抜け出し、DFとの競り合いを制して横パス。走り込んだブルーノ・ギマランイスがダイレクトシュートをたたき込み、勝利を決定づける。

ブライトンは試合終了間際にフリオ・エンシソが個人技で攻め込んだが、シュートは力なく枠を外れ、その直後にタイムアップ。ホームのニューカッスルが4-1の大勝を飾った。

勝利したニューカッスルは勝ち点を69に伸ばし3位をキープ。来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて大きく前進した。敗れたブライトンは勝ち点58のままで、6位となっている。

両者の次の試合はリーグ戦第37節。ニューカッスルはホームで、レスターと、ブライトンはホームでサウサンプトンと対戦する。

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