傑作誕生か?!渡井所属のボアヴィスタ、“超限定”120周年記念ユニフォームを発表

渡井理己が所属するポルトガル1部のボアヴィスタとキットサプライヤーのKelmeは17日、クラブ創設120周年を記念した限定ユニフォームを発表した。

最高傑作の雰囲気も漂うこのユニフォームは今季ホーム最終戦で着用する。

Boavista 2022-23 Kelme 120th Anniversary

ボアヴィスタ 2022-23 Kelme 120周年記念 ユニフォーム

記念すべき120周年を祝うユニフォームは、いつもの白黒チェッカー柄(市松模様)ではなくブラックを基調としたクラシックなデザイン。エンブレム、メーカーロゴ、スポンサーロゴなどは全てホワイトで統一する。

胸元は編み上げスタイルだが、実際に紐を使うタイプではなく「編み上げ風」にデザインしたもの。

今回のキットデザインはクラブの最も古いユニフォームから着想を得たもので、クラブの歴史へのオマージュ。古い写真には真っ黒なキットを着た選手たちの姿が写し出されている。

このセピア色の写真は1923年頃の選手の姿を捉えた1枚で、おそらくは現存する最も古いチーム写真だと思われる。ユニフォームは襟ぐりが大きくて真っ黒。エンブレムも今回と同じ“BFC”とだけ刻んだシンプルなものだ。

ホワイトのパンツとブラックのソックスも、昔の写真に残されているユニフォームと同じ。非常にクラシックで優れたデザインは、もしかしたらクラブにとっても、サプライヤーのKelmeにとっても歴代屈指の傑作かもしれない。

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この120周年記念ユニフォームは、20日に行われるブラガとの今季ホーム最終戦で選手が着用予定。一般向けには同じく20日からクラブのオンラインストアにて、わずか150着の数量限定で販売する。

なお、クラブの説明によればこのキットは23-24シーズンのチェンジ用に含まれる可能性もあるらしい。限定品とは異なるバージョンのリリース予定については不明だが、近いうちに詳細が判明することだろう。

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