新名神工事で鉄筋落下、作業員死亡 業者と現場責任者を不起訴処分に

大津地検

 大津市大石東の新名神高速道路の延伸工事現場で昨年7月、鉄筋約12トンが落下し、男性作業員=当時(19)=が下敷きになって死亡した事故で、大津地検は19日、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されていた愛知県大口町の建設業「イケウチ」と現場責任者の男性(47)を不起訴処分にした。地検は理由を明らかにしていない。

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