橋脚が傾き通行止めの川辺橋、「復旧には数年かかる」/岡山県が見通し示す【岡山・総社市】【倉敷市】

橋脚が傾き、通行止めになっている高梁川に架かる川辺橋について、岡山県は5月19日、復旧には最低でも数年かかるとの見通しを示しました。
この日、伊原木隆太知事が定例会見で明らかにしました。
川辺橋は、高梁川に架かる自転車と歩行者の専用の橋で、総社市の清音地区と倉敷市の真備町地区を結んでいますが、5月7日の大雨のあと、橋脚の傾きや路面の亀裂が見つかり、8日から通行止めとなっています。
岡山県は梅雨のシーズンを迎える6月中旬までに損傷した橋脚と橋桁を撤去する方針ですが、完全復旧までには数年かかる見通しだということです。
ただ倒壊の恐れがあることから現在、損傷の原因を調べることができず、調査次第ではさらに延びる可能性もあるということです。
また、う回路として川辺橋北側の自動車用の新川辺橋に設けている通行帯については安全性を確保しづらいとして、仮設の橋を架けることなども視野に対処方針を検討していくとしています。

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