5月19日から開幕したG7サミットの影響で、開催地の広島を含め全国各地で警備が強化されている。静岡県内でも一部の駅でコインロッカーの利用を制限するなどの対策が取られている。
各国首脳が出席するG7サミットが開催されることをうけ、広島は厳戒態勢に。
広島県では、全国の警察官ら最大2万4000人規模の警備体制が敷かれている。広島市内の道路脇にはバリケードが設置され…18日の午後には…。
(記者)
「平和記念公園の前の通りなんですが、隙間なく警察官が並んでいます」
「白バイの列が来ました」
通行人や路線バスがストップ。現場に緊張が走ったそのワケは。
(記者)
「白バイに先導されるかたちで車が来ています」「それに続くかたちで黒い車が大通りを走っていきます」
イタリアのメローニ首相を乗せた車列が通過。その直後、信号が青になり通行を許された。
一方、サミット開催の影響は静岡県内でも…
(記者)
「新富士駅のコインロッカーです。このように取り扱い中止と書かれた張り紙が張られています」
JR東海は、警備を強化するため東海道新幹線の新富士駅で、15日から駅構内に設置しているコインロッカーを封鎖している。
利用制限は国土交通省の要請を受けて行われているもので、東海道新幹線では一部の駅で、コインロッカーやゴミ箱の利用をサミットが終了する21日まで制限している。