19日、政府は、G7広島サミット1日目に各国首脳に振る舞われた「ワーキング・ランチメニュー」を公表しました。広島県産の食材を使ったフレンチ料理だったということです。
G7広島サミットの1日目となった19日、首脳らは午前中、中区の平和公園を訪れて原爆資料館を視察するなどし、午後からは南区 元宇品のグランドプリンスホテル広島に移動しました。
午後1時45分からのワーキングランチでは、G7首脳へのおもてなしの一環として、広島県内の食材を使ったフレンチ料理と、広島県産を中心とした日本酒・国産ワインが提供されました。
首脳に振る舞われたメニューは次のとおりです。
【前菜】サーモンのマリネ 活け帆立貝のコンフィ アスパラガスシャルロットとスモークのクリーム エディブルフラワーの庭園風
【魚料理】広島県産メバルとムール貝の瀬戸内アクアパッツァ 小豆島オリーブの香り 軽いスープ仕立て
【肉料理】赤座海老を巻いた東広島こい地鶏のバロティーヌ もも肉と茸の煮込みのトゥルト 筍のローストと蚕豆添え シュープレームソースで
【デザート】瀬戸内レモンと宮島はちみつと砂谷牧場乳製品のセミフレッド 酒粕の柑橘クリーム
レモンコンフィバゲット イギリスコッペパン 三次ワインとクルミパン
【日本酒】純米大吟醸壽(賀茂泉酒造・東広島市)
【スパークリング酒】花めくすず音(一ノ蔵・宮城県大崎市)
【白ワイン】北天の雫2021(山野峡大田ワイナリー・福山市)
【白ワイン】TOMOEシャルドネ新月2020(広島三次ワイナリー・三次市)
料理は、西武・プリンスホテルズワールドワイド総料理長の下井和彦さんが担当し、飲み物は日本ソムリエ協会会長の田崎真也さんが監修したということです。
政府は、日本の食文化の魅力を世界に発信する上で、大変有意義な機会となったとしています。