バルセロナ、退団させるべきじゃなかった「5人の最強レジェンド」

今季限りでバルセロナを離れることになったMFセルヒオ・ブスケツ。クラブで718試合に出場してきたレジェンドであるが、給与の額の問題によって契約更新に至らなかったという。

ジェラール・ピケのようにバルセロナで引退するレジェンドもいれば、逆にバルセロナを離れて別の場所へと行くレジェンドも。

今回は『Planet Football』の記事から「退団させるべきではなかったバルセロナの最強レジェンド5人」をご紹介する。

リオネル・メッシ

バルセロナはクラブを襲う致命的な経営難によって、2021年の夏にリオネル・メッシを引き止めることができなかった。そしてクラブの歴史上最高の選手をフリートランスファーでパリ・サンジェルマンへと送り出してしまった。

フランスに行った彼はなかなかファンに愛されることなく、批判を受ける立場に。バルセロナもメッシも幸せにならない未来であった。

ダニ・アウヴェス

バルセロナでリオネル・メッシと強烈なコンビネーションを見せたブラジル人サイドバック。セビージャから加入し、長い間チームの中心的な存在であった。

しかし彼は2016年にフリートランスファーでチームを離れてユヴェントスへ移籍し、その数年後に再びバルセロナへと復帰するというキャリアを描いた。そして現在はナイトクラブでの性的暴行事件で逮捕されてしまっている。

チャビ・エルナンデス

ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でバルセロナの伝説的な中盤を構成したチャビ・エルナンデス。2015年にフリートランスファーでカタールのアル・サッドへと移籍した。

クラブは彼を失ったあとその穴の大きさに苦しみ、そしてチャビは結局カタールで経験を積んだ後バルセロナへと指導者として戻ってくることになった。この間のバルセロナの状況を考えれば、そのままチャビが残っていればどうなっていたか…。

ビクトル・バルデス

バルセロナに必要とされるゴールキーパーのお手本のようなスタイルを持っていたビクトル・バルデス。トップチームで12年間を過ごし、前十字靭帯断裂をきっかけにチームを離れることになった。

ただその後彼はマンチェスター・ユナイテッドで屈辱的な日々を過ごし、最後はチームから追放されることになった。彼は一体何のためにバルセロナを出なければならなくなったのか。互いに幸せになることはできなかったのだろうか。

アンドレス・イニエスタ

バルセロナのアカデミーで育った最高のスペイン人選手、アンドレス・イニエスタ。34歳で彼は愛するクラブを離れ、日本のヴィッセル神戸へと移籍していった。

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2010年と2012年にはメッシとロナウドのバロンドールを脅かすまでの活躍を見せた彼であるが、キャリアの最後をバルセロナで過ごすという選択肢を持たなかった。そして日本ではタイトルに恵まれず…。その選択にどんな理由があったのか定かではない。

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