途中出場ギュンター&ペテルゼンの今季初弾でフライブルクが連敗ストップ、CL出場権獲得の可能性を最終節に残す《ブンデスリーガ》

写真:Getty Images

フライブルクは19日、ブンデスリーガ第33節でヴォルフスブルクをホームに迎え、2-0で勝利した。フライブルクのMF堂安律は70分までプレーしている。

前節ウニオン・ベルリン戦を落とし、ライプツィヒ戦に続くチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いのシックスポインターを落とした5位フライブルク(勝ち点56)は、堂安が引き続き先発となった。

6位ヴォルフスブルク(勝ち点49)に対し、[3-4-2-1]で臨んだフライブルクは堂安が2シャドーの一角でスタート。ヴォルフスブルクにポゼッションを譲る入りとしたフライブルクはカウンターを狙って揺さぶりをかけていく。

そして24分には先制のチャンス。バックパスをカットしたグリフォがゴールに向かって突進。シュートに持ち込んだが、懸命に戻ったボルナウにカットされた。

前半半ば以降も同様の構図で試合が進んだ中、互いに好機は生み出せずゴールレスでハーフタイムに入った。

迎えた後半、54分に堂安のFKからギンターに好機があったフライブルクだったがシュートはミートしきれず。さらに56分、CKからサライのボレーが枠を捉えるも、GKカスティールスの好守に阻まれた。

続く69分、FKの流れからラインハルトのヘディングシュートでゴールに迫ったフライブルクは堂安らに代えてギュンターやペテルゼンらを投入。

すると直後、フライブルクに先制点。中央やや左でパスを受けたギュンターが左足を一閃すると、強烈なシュートがDFにディフレクトしてネットが揺れた。

さらに75分、今季限りで引退するペテルゼンに今季初ゴールが生まれる。サライがボックス右から入れたグラウンダークロスに合わせた。

止まらないフライブルクは80分、サライのクロスをペテルゼンがヘッドで合わせて3点目を挙げたかに思われたが、VARが入ってヘフラーのファウルがあったとしてノーゴールに。

追加タイムにヘフラーが一発退場となったフライブルクだったが、2-0で勝利。ギュンターとペテルゼンの今季初弾で連敗を2で止め、最終節にCL出場権獲得の可能性を残している。

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