【J1注目プレビュー|第14節:名古屋vs広島】優勝争いへの生き残りをかけた“シックスポインター”

写真:©︎CWS Brains, LTD.

【明治安田生命J1リーグ第14節】

2023年5月20日(土)

15:00キックオフ

名古屋グランパス(3位/23pt) vs サンフレッチェ広島(3位/23pt)

[豊田スタジアム]

◆差が開く手痛い一敗【名古屋グランパス】

前節は「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」として新アンセムもライブパフォーマンスで披露されるなど、大きな注目を集めた一戦。30年前は開幕節で5-0と完敗した中、国立競技場での一戦は2-0でまたも敗戦となった。

この敗戦により首位のヴィッセル神戸との差が開いてしまうことに。痛すぎる敗戦となった中、それでも勝ち続けるしかない。

相手に押し込まれてしまい、局面で上回られた結果、失点に繋がることに。改めて、チームとして気を引き締めてやり直していきたいところだ。

気になるのは、試合の流れを変えるはずの交代選手があまり輝けていないところ。スターティングメンバーで試合を決められれば問題ないが、ビハインド時やゴールが欲しい時にどう変化をもたらせるのか。控え選手の奮起にも期待がかかる。

★予想スタメン[3-4-2-1]

GK:ランゲラック

DF:藤井陽也、中谷進之介、丸山祐市

MF:森下龍矢、稲垣祥、米本拓司、和泉竜司

FW:マテウス・カストロ

FW:キャスパー・ユンカー、永井謙佑

監督:長谷川健太

◆継続は力なり【サンフレッチェ広島】

前節はアウェイで首位のヴィッセル神戸と対戦し、2-0で敗戦。首位喰いを果たせず、勝ち点差を広げられてしまった。

力の差を見せつけられる形となった中、やはり長期離脱となったMF満田誠の不在は大きな影響を与えている。前線からのアグレッシブなプレス、追い回す運動量はチームを支えており、その綻びはチームの循環を悪くさせる。

ただ、ミヒャエル・スキッベ監督がやってきた戦い方は、変える必要はない。問題はその精度をいかに上げていけるか。継続した上で、しっかりと仕留めていく精度の向上が、優勝争いに生き残るためには必要になるだろう。

軸を失った中で、崩壊しないことが重要。残された選手たちの奮起に期待だ。

★予想スタメン[3-4-2-1]

GK:大迫敬介

DF:塩谷司、荒木隼人、佐々木翔

MF:越道草太、松本泰志、野津田岳人、東俊希

MF:森島司、川村拓夢

FW:ナッシム・ベン・カリファ

監督:ミヒャエル・スキッベ

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