低迷するパドレスに痛手 マチャドが左手骨折で故障者リスト入り

日本時間5月20日、パドレスは正三塁手マニー・マチャドを10日間の故障者リストに登録したことを発表した。マチャドは日本時間5月16日のロイヤルズ戦で死球を受けて途中交代。検査の結果、左手の中手骨を骨折していることが判明した。故障者リスト入りを即断せず、数日間様子を見たものの、患部の状態が思わしくないため、結局故障者リスト入りすることに。なお、故障者リスト入りは最終出場の翌日である日本時間5月17日にさかのぼって適用されている。

現在30歳のマチャドはオールスター・ゲーム選出6度、シルバースラッガー賞1度、ゴールドグラブ賞2度、プラチナグラブ賞1度の実績を誇るスター三塁手。今季開幕前には11年3億5000万ドルの延長契約を手にし、パドレスでキャリアを終えることがほぼ確実となった。昨季は打率.298、32本塁打、102打点、9盗塁、OPS.898の好成績を残し、ナ・リーグMVP投票でポール・ゴールドシュミット(カージナルス)に次ぐ2位にランクイン。今季はここまで40試合に出場して打率.231、5本塁打、19打点、2盗塁、OPS.654とあまり調子が上がっていなかった。

パドレスは昨季途中にフアン・ソト、オフにザンダー・ボガーツを獲得するなど、大型補強を展開し、開幕前には「今季こそ打倒・ドジャースを成し遂げて地区優勝するのでは」と大きな期待を背負っていた。ところが、投手陣がリーグ3位の防御率3.96を記録している一方、自慢の強力打線が機能せず、172得点はリーグ14位、チーム打率.226はリーグワーストという体たらく。その結果、20勝24敗と4つの借金を抱えて地区4位に低迷し、ドジャースには7.5ゲーム差をつけられている。そんなチーム状況のなか、チームリーダーでもあるマチャドの離脱は大きな痛手となりそうだ。

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