会社員男性と中学生が協力し男児保護 下野署が感謝状

感謝状を受け取った上河内さん(中央)と飯田さん

 【下野】幼児を保護し県警の「思いやり110番」を実践したとして、下野署は16日、上三川中2年上河内成恋菜(かみごうちせれな)さん(13)=写真中央=と小山市美しが丘1丁目、会社員飯田雄二郎(いいだゆうじろう)さん(37)=同左=に感謝状を贈った。

 4月19日午前7時35分ごろ、自転車で通学中だった上河内さんが上三川町上三川の県道脇の歩道を歩く男児(1)を発見。3歳の息子を保育園に送る途中だった飯田さんが助けに入り、2人で男児を最寄りの交番まで送り届けた。

 上河内さんは「当たり前のことをしただけ」と振り返り、飯田さんは「小さい子どもが事故に巻き込まれず良かった」と話した。

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