菜の花と催し満喫、4年ぶりフェス/横浜町

大勢の人たちでにぎわう菜の花フェスティバルの特設会場

 青森県横浜町の菜の花フェスティバルが20日、同町大豆田地区の特設会場で、2日間の日程で開幕した。主役の菜の花は早咲きのため、同日現在、八分散りとなったが、大勢の家族連れらが会場を訪れ、「菜の花大迷路」の中を歩きながら、景色を写真に収めたり、出店を回ってお祭り気分に浸ったりしていた。

 菜の花フェスは3年間、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっていたため、4年ぶりの開催。同日は町商工会(千葉満会長)主催の「前日祭」と銘打って多彩なイベントを繰り広げた。

 開会式では、千葉会長が「時間の許す限り楽しんでいってほしい」とあいさつ。石橋勝大町長らが祝辞を述べた。この後、ステージで、保育園児によるお遊戯の披露や歌謡ショー、スコップ三味線などが行われ、盛んな拍手が送られた。テント村では、来場者たちが会場周辺に咲く菜の花を見ながら、飲食を楽しみ、地元の名産品などを買い求めていた。最終日の21日は、菜の花マラソン大会やりんご娘、県警音楽隊などのステージイベントが行われる。

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