ファッション甲子園 35チームが最終審査へ

デザイン画を審査する審査員たち=19日午後、弘前商工会議所

 服飾デザインの高校日本一を決める第22回全国高校ファッションデザイン選手権(ファッション甲子園)の1次審査結果が20日発表された。20都道府県30校の35チームが、8月27日午後1時から弘前市民会館で開かれるファッションショー形式の最終審査に進んだ。

 青森県からは弘前実業、柴田学園、青森山田の各1チームと、五所川原第一の2チームの計5チームが通過した。

 今大会には全国39都道府県から97校1810点の応募があった。うち青森県は9校232点。

 1次審査は19日に大会事務局がある弘前商工会議所で行われた。審査員のファッションディレクター原由美子さん、クリエーティブディレクター天津憂さん、繊研新聞記者の青木規子さんの3人が、ずらりと並べられたデザイン画の中から作品を慎重に選んだ。

 天津さんは「昨年多かったウイルスなどのネガティブなテーマのものが少なくなり、高校生も明るさを取り戻してきていると感じた」と話した。

 最終審査の入場チケットは7月1日から販売が始まる。

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