浅野先発ボーフム、後半AT弾でドローに持ち込み最下位ヘルタの降格が決定《ブンデスリーガ》

写真:Getty Images

ボーフムは20日、ブンデスリーガ33節でヘルタ・ベルリンとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。ボーフムのFW浅野拓磨は81分までプレーしている。

ボーフム(勝ち点31)は前節、アウグスブルクに打ち勝って残留圏内の15位に浮上。勝利に貢献した浅野は[4-3-3]の右ウイングでスタメンとなった。

連勝しなければ降格となる最下位ヘルタ(勝ち点25)に対し、5分にホフマンのヘディングシュートでゴールに迫ったボーフムだったが、19分に失点しかける。

ショートカウンターを受け、ルケバキオにシュートを決められたが、VARが入り、ヨベティッチににファウルがあったとしてノーゴールに。

助かったボーフムは30分、ロングスローの流れから浅野のダイビングヘッドが枠を捉えたが、GKクリステンセンのファインセーブに阻まれた。39分には大ピンチを迎えたボーフムだったが、ルケバキオの一対一をGKリエマンが防ぎ、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、開始4分にヨベティッチのヘディングシュートでゴールに迫られたボーフムは、63分に先制される。左CKからトゥザールにヘディングシュートを決められた。

追う展開となったボーフムは68分、左クロスに合わせた浅野のヘディングシュートでゴールに迫るも、GKクリステンセンのファインセーブに阻まれる。

さらに終盤の87分、ロングスローの流れからシュロッターベックのボレーはポストに直撃して万事休すかと思われたが、追加タイム4分に追いついた。右CKからシュロッターベックのヘディングシュートが決まった。

引き分けに終わったヘルタは2012-13シーズン以来、11シーズンぶりに2部降格となった。

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