愛と感謝伝えて 6月2日は「ローズの日」 オリオンスクエアで集い開催 宇都宮

「愛と感謝を伝えるローズの集い」実行委員会委員長の中田理英さん(左)と会長の荻原葉子さん

 「ローズの日」の6月2日、「愛と感謝を伝えるローズの集い」(同実行委員会主催)が宇都宮市江野町のオリオンスクエアで初めて開催される。ブルガリアのバラ祭りにちなんだ参加型のイベント。スピーチやダンス、演劇などを通し、愛と感謝を伝えることの大切さを発信する。

 ブルガリアは、最高品質のローズオイルなどが採れるバラの栽培で知られる。6月にはバラ祭りが開かれ、バラの収穫やその恵みなどに感謝し、幸せを分かち合うという。

 「ローズの集い」はブルガリアンローズ文化協会(横浜市)が後援。バラの普及だけでなく、バラ祭りに習い、愛と感謝を伝える文化を築いていこうと企画された。バラ科である本県名産のイチゴにも感謝し、街の活性化も目指す。

 当日はバラをテーマにした演劇、愛と感謝のスピーチ(当日参加可)、来場者も加わった合唱やフォークダンス、専門学校生のファッションショー、保育園児のお遊戯などを実施。バラや、バラにちなんだ菓子、雑貨なども販売される。この日にブルガリアで開かれているバラ祭りの中継も計画している。

 実行委員会は、会場をバラ色に染めて盛り上げようと、チャリティーのオリジナルTシャツ(2800円)やトートバッグ(2200円)を製作して事前販売している。実行委員長の中田理英(なかだりえ)さん(53)は「隣の人や動物、植物、目に見えない大切なもの、大切な人に感謝を伝える集いです。恒例行事にしていきたい」と来場を呼びかけている。

 午前11時~午後8時。問い合わせはホームページ「愛と感謝を伝えるローズの集い」。

事前販売中のチャリティーグッズのTシャツとトートバッグ

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