福井のご当地グルメにスポットを当てたイベント「ソースと、カツと、レストラン。」が5月21日まで、福井県福井市のハピリンで開かれている。フレンチや和食、中華など県内7店の実力派シェフが、イベント限定の創作メニューを提供。定番のソースカツ丼とは違う魅力の「NEXT（ネクスト）ソースカツ」と銘打って発信している。
ハピリン7周年記念事業の一環。福井の食をPRしている「ふくめし実行委員会」とハピリンのテナント会が、北陸新幹線県内開業に向けてソースカツの魅力の幅を広げようと、ジャンルを超えた県内有名店の協力を得て初めて開いた。
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出店したのは、普段はコース料理や多彩なアラカルト料理を提供している7店舗。カツを主役にしたリゾット、サンドイッチ、トルティーヤなどの料理が並び、ソースはチリ風味やニンニク、フルーツ、チーズ味など多彩。丼ものでおなじみの甘辛いソースからは想像がつかない味わいを演出している。
メインメニューは1品1000～1500円程度。お酒やノンアルコールカクテルを提供するバーコーナーも用意している。フレンチと創作すしのシェフがコラボしたソースカツ料理の特別コース（1人1万4500円）は、開催3日間の定員約50人分が完売した。
子どもと一緒に2種類のカツサンドを味わった坂井市の夫婦は「家庭では再現できない凝ったソースで、盛り付けもおしゃれ。ソースカツは丼ものしか知らなかったので、いろんなバリエーションができるんだと驚いた」と話していた。
21日は午前11時～午後2時。入場料200円で、会場で使える200円券がもらえる。問い合わせはふくめし実行委＝電話0776（50）3578。
