エンゼルス ウォルシュ戦列復帰に伴いフィリップスのDFAを発表

日本時間5月21日、エンゼルスは頭痛と不眠症により開幕から故障者リスト入りしていたジャレッド・ウォルシュが戦列復帰することを発表した。ツインズ戦に「6番・一塁」でスタメン出場することが発表されている。なお、エンゼルスはウォルシュの戦列復帰に伴い、ロースターの枠を空けるために、控え外野手のブレット・フィリップスをDFAしたことを発表。先日メジャー昇格を果たしたミッキー・モニアックが「4人目の外野手」として素晴らしい働きを見せ、ルイス・レンヒーフォも外野を守れるため、フィリップスは余剰戦力となっていた。

ウォルシュは現在29歳。メジャー3年目の2021年に打率.277、29本塁打、98打点、OPS.850の好成績を残し、オールスター・ゲームに初選出されたが、昨季は打率.215、15本塁打、44打点、OPS.642と成績を落とした。本来であれば一塁のレギュラー格として使われる選手だが、今季は頭痛と不眠症により開幕から故障者リスト入り。5月中旬からマイナーAAA級でのリハビリ出場を開始し、7試合で打率.440、1本塁打、6打点、OPS1.176と文句なしの結果を残してメジャーに戻ってきた。今後は主に対右投手用の一塁手として起用されることが予想されている。

現在28歳のフィリップスは1年120万ドルの契約で今季エンゼルスに加入した。モニアックとジョー・アデルの両若手外野手がマイナーで実戦経験を積むあいだ、「4人目の外野手」として主に代走・守備要員として起用され、今季ここまで19試合に出場。ムードメーカーの役割も担ってきたが、モニアックの昇格・活躍によってお役御免となった。外野3ポジションをこなせる俊足好守の選手のため、他球団から声がかかる可能性は高いとみられる。

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