酒田市の酒田港と飛島を結ぶ定期船「とびしま」を利用した酒田港クルーズが20日運航され、市内外から参加した185人が、夕暮れの酒田の風景を海上から楽しんだ。
酒田本港を出港し、同北港を経由し本港に戻る約1時間の船旅。雲がかかり、日没の瞬間は見えなかったが、波は穏やかで、参加者は船上から港の設備や停泊中の船などを眺めた。家族3人で参加した同市松陵小3年鈴木晴華さん(8)は「とびしまに乗るのは初めて。風が気持ちいい。すごくきれいな風景が見られてよかった」と笑顔だった。
クルーズ運航は7月中にも予定されており、市定期航路事業所では、6月中旬ごろに募集要項を公表するとしている。