コウノトリの雌「そら」が死ぬ 右足を骨折、やせ細り田んぼで力尽く 京都・綾部

コウノトリの雌「そら」(5月17日、綾部市内)=市提供

 京都府綾部市は国の特別天然記念物のコウノトリの雌「そら」が死んだと発表した。そらは2020年に市内で初めて産卵したことが確認されたコウノトリで、市内で毎年巣作りし産卵していた。

 市によると、そらは5月4日に市内の巣塔近くで右足を骨折した状態で見つかった。飛ぶことができたため捕獲せず見守っていたが、17日に近くの田で死んでいるのを確認した。

 原因は不明だが、やせ細っていたという。

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