「それは拙い推測」小林友希はベンチ降格ではない? 岩田智輝のCB起用の理由をポステコグルー監督説明

写真:Getty Images

セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、記者の憶測を一蹴した。

20日、セルティックはスコティッシュ・プレミアシップ第36節でセント・ミレンをホームに迎えた。

前節はレンジャーズとのオールドファームで完敗。すでに優勝を決めており、モチベーションも難しい中での試合となったが、意地を見せたいライバルに屈していた。

そのセルティックは、セント・ミレン戦でDF岩田智輝をセンターバックで起用。中盤にMF旗手怜央、左ウイングにFW前田大然、3トップの真ん中にFW古橋亨梧を起用した。

試合前、イギリス『BBC』の記者からスターティングラインナップについて質問が。レンジャーズ戦で失点にも関与したDF小林友希が外れ、岩田がCBを務める可能性が見られる中、旗手を右サイドバックで起用するのか?と問われた中、ポステコグルー監督はコメント。岩田がCBになるとし、小林がレンジャーズ戦の悪いパフォーマンスを受けて外された訳ではないと説明した。

「それは拙い推測だが、少なくとも推測はできたようだ。知れて良かった」

「今週の3試合は、多くの選手を翌週のカップ決勝という大きな試合に向けて準備させるチャンスだった」

「重要なのは、今から決勝までの間に、できるだけ多くの選手が試合に参加できるようにし、チームが大事な試合に向けて十分調整できているかを確認することだった」

「センターバックは岩田智輝になるだろう。彼は以前、前のチームでプレーしていたことがあり、私もそこで起用したことがある。友希は先週プレーしており、我々にはミッドウィークに次の試合がある」

「先週は明らかにベストな状態ではなかったパフォーマンスを見せた。ただ、こういうことが起こるのはわかっている。我々には準備しなければいけない大きな試合があり、今日も良いプレーをしたいと思っている」

リーグ連覇を達成し、リーグカップ、FAカップと国内3冠達成まであと1つとなっているセルティック。そのための準備をしたいとポステコグルー監督は明言。 試合は古橋のゴールなどがありながら、2-2のドローに終わったが、今の目標は3冠達成、FAカップ決勝ししかない。

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