元プロ選手から基本学ぶ 高岡で少年少女野球教室

キャッチボールの基礎を指導する講師=高岡市のボールパーク高岡

 第29回K’2nd全国少年少女野球教室は21日、高岡市のボールパーク高岡で開かれた。高岡、射水市の児童120人がプロ野球OBから基本の技術を学んだ。

 元捕手の土肥健二さん(射水市出身、高岡商高OB)や細川亨さん(ロキテクノ富山バッテリーコーチ)、元投手の藤田太陽さん(同監督)ら日本プロ野球OBクラブに所属する10人が講師を務めた。

 参加者はポジション別の守備練習や打撃練習、キャッチボール競争に取り組み、講師から「捕球の時、ボールと顔の間隔はだいたい30センチで保って」などと助言を受けた。

 福岡小5年の池田統吏君(10)は「ボールに素早く対応するため、正面を向いて捕球することが大事だと思った」と話した。

 野球教室は野球人口の拡大を目的に、1995年から開かれている。土肥さんは「学んだことを実戦などで思い出してほしい」と語った。

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